鳩待峠から尾瀬ヶ原を歩いてきました。
オットちゃんと私の両親もいっしょにです。
母は2年前に大腿骨骨折して手術しているので
ヨッピの吊り橋までを目標に
無理しないで歩けるところまで行ってみることにしました。
両親は、ずっと尾瀬に行きたいと思っていたので
今回は願いが叶ったということで
歌のとおりにミズバショウが咲いてくれているとうれしいな〜〜
歩きの出発点になる鳩待峠に近い 尾瀬高原ホテルに前泊しました。
玄関前から鳩待峠へのバスが出るので便利です。
移動日の前日のお天気は、
午後から大雨になって 夜になっても降リ続けていました。
なので、当日のお天気が心配でしたが、
なんと、朝からスッキリ爽やか〜〜な快晴です!
私たちと同じように 尾瀬に向かう宿泊客の人たちといっしょに
ワクワクドキドキしながらバスに乗り込み鳩待峠に向かいました。
広い駐車場のバス停です。
鳩待山荘の前のベンチでたくさんの人たちが身支度。
まだまだ気温が低くて肌寒いです。
でも お天気がいいので、
長そでシャツの上に上着を一枚着て、暑くなったら脱ごうと思います。
まずは、石の階段が続いて
そのあとに木の道になり、
濡れているので滑らないよう注意しながら
ゆっくりゆーーっくり慎重に下りていきました。
ところどころにミズバショウも咲いてますよ〜〜
歩いていると、積雪に覆われた眩しい至仏山が見えてきました。
朝日に照らされて、とってもキレイ!もう これだけで感動〜〜
ここまででも、ところどころでミズバショウを見れましたが
ワ〜〜イ!一面にたくさん咲き乱れてる群落を歩きます。
足が止まって、誰もが写真撮影。
これで、もう、なんとか本日の課題を果たすことができたような気がした。
朝いちばんの新鮮 撮れたて〜〜
橋を渡ります。
流れる水の音、鳥の鳴き声、風の匂い、朝の空気、心地よいです〜
ヒーリングミュージック〜〜
鳩待峠から山の鼻の下りこむ坂道を
母が自力で歩いて行けるのか、とっても心配していましたが
ゆっくりゆっくり歩きで、なんとか無事に通過することができました。
やれやれ、なんとかひと段落です。
ここは、ビジターセンターと山の鼻小屋などがあり
広場にたくさんのベンチもあって休憩していく人たちでいっぱいでした。
ベンチに腰かけて休憩してるだけでは もったいないので
目の前の植物研究見本園に入って少しブラブラ歩いてみました。
ミズバショウがポツリポツリ咲いています。
もっと いっぱい花が咲いてほしかったけど、ちょっと時期が早かったんだね。
でも、雪の残る広々とした風景に癒されて、ず〜っとここでお散歩していたい気分。
今日は歩きに来たんだから、先に進みます。牛首分岐へ向かいます。
進む先には、燧ヶ岳が見えています。こちらも白い雪の山です。
またまたミズバショウがたくさん咲いていているところに来ました。
感動〜!!
もっともっと お花の近くに行きたいなあ〜
と思いながら、木の歩道から眺めていました。
前ばっかり見て歩いてるともったいないですよ〜〜。
ちょっと後ろを振り返ると、至仏山が目に飛び込む!
どこまでも美しい〜〜 ウルウルきちゃいます〜
前を向いて歩けば燧ヶ岳!カッコいいわあ〜
平坦な道なので余裕の歩きだね。山登りみたいに息切らすこともなくて。
足元には、かわいいミズバショウが咲いてますよ〜〜
もう、楽しくって楽しくって、どこまでも歩いていけそう!!
な、な、なんてキレイ!至仏山!! (←←何回もしつこいんだって!)
ずっと、進む先には燧ヶ岳、振り向けば至仏山 って歩きを繰り返し
しかも、ぜんぜん飽きることなく、
あらま、もう牛首さんです〜
あんまり先に進みすぎるともったいない気がしてきます。
が、次は、そのまま竜宮十字路へと歩きまする。
あの、あの ミズバショウが咲き乱れている場所に行きたいわ〜
って思います。
でもね、ずかずかと近づいて写真撮っちゃうよりも、
こうやって思いを馳せるのも いいのかも。。
な〜んて思いながら歩いてくと、、
こんな、こんな、至仏山とミズバショウ!!
よく、テレビや本で見るよな写真の風景〜〜
ここで写真撮ってる人たちでいっぱいだったよ。
尾瀬に来てよかった、、うれしい〜〜
ずっと、ずっと、ここで見ていたい
ですが、そんなわけにもいかず、
もう、これで親孝行できたわ。。と、ひとり安堵し歩いていきます。
いくら歩きやすい平坦な道と言っても、かなり歩き疲れてきました。
少し竜宮十字路で休憩します。
まっすぐ見晴へと歩いていきたいけど、
本日の予定通りにヨッピ吊り橋へ向かいます。
お天気がよくなって、日差しが強いです。
でも風は冷たくて、暑いからと上着を脱いだら なんだか寒い。
かわいい吊り橋です。
この橋を渡ると東電小屋に行くようです、が行きません。
ここから左折して折り返して行きます。
で、ここで、お昼ごはんに しようと思ったのですが
行き交う人、休憩中の人たちでいっぱいで、
ええ?ここは禁煙じゃなかったのか、、喫煙している人が休憩しています。
タバコでアレルギー症状がでて苦しくなるので
もう止まらず先に進んで逃げて行きました。
人もいっぱいいるんだし、こんな空気のきれいなところに来て喫煙しないでほしいです!!
少し歩いたらベンチがあったので、お昼ごはんにしました。
宿泊先のホテルで用意してもらったお弁当、ペットボトルのお茶もついてます。
朝早くから、こんなお弁当を準備してくれるのはホントに助かります。
味ご飯はもち米らしくモチモチしていて とっても おいしかったです。
こんな風景を眺めながらの中でいただきました ↓
燧ヶ岳が水面に映りこんでるまでになってないけど、
影が映ってますよね〜
水の中を覗いてみたら、脚のはえたオタマジャクシ??
ん〜?サンショウウオなんじゃないの??
ってカタチの生き物が泳いでました。
デジカメでうまく撮れなかったので残念ですけど。。
お腹いっぱいになって休んだあとは
牛首分岐へと歩きます。
ときどき可愛らしく咲いてるミズバショウ
どんどん遠くになっていく燧ヶ岳
今度は歩く先に近づいてくる至仏山
ポカポカ歩きやすい木の道
朝から同じものが見えてる尾瀬ヶ原にいるんだけど
飽きることなく、歩きの終盤に近づいていくのが惜しいなあ、、切ないなあ、、
朝に通過した牛首分岐です。
午後からのほうが、どんどん人が増えたみたいです。
少し休憩していきます。
朝に歩いてきた道を反対方向に歩いて
山の鼻へと戻ります。
目の前の至仏山がどんどん迫ってくる。
クッキリとまでいかないけど、水面に至仏山の雪の白色が映りこんでるよ。
朝に歩き始めたときより、ずいぶん多くの人に囲まれてます。
ゆっくり歩きなので、後ろから来た人にどんどん先に行ってもらいます。
よく歩いたね、でも あ〜あ、戻ってきちゃったなあ〜〜
ここでも ちょっと休憩します。
こうして腰かけてゆっくり休める木のベンチが随所に設けられていて
ゆっくり景色を眺めながら休憩できるのが嬉しいです。
山小屋も多くて、次は泊まって朝を迎えたいなあ〜って思う
けど、シャンプーもハミガキもできないからね、無理かな〜
なんだか、ちょっと寂しいなあ〜 いよいよ最後の歩きです。
朝いちばんに感動して写真撮影に高じていた場所
ミズバショウの群落です。
お花たち、午後は元気に活動中、
みんなで歌ってるみたいに見えるは私だけ?
これでお別れなんだね、お花群落、ミズバショウ。
また、会おうね〜〜。。いつになるのかな〜〜。。
朝と違って地面は乾いているので、滑って転倒の確率は低くなるけど
リスクのある母にとっては、つらい登り道です。
何度も休み休みしながら、がんばって一歩一歩進みました。
休憩しながら午後の太陽を仰ぎ見る。
素敵な今日いちにちを思い出しながら。。
坂を登り切って鳩待峠に着きました!
バスがいっぱ〜い停まってます。
最後まで頑張ってよく歩きました、ウチの母
バスに乗って、車を停めている尾瀬高原ホテルへ帰ってゆきました。
無事に歩けたことに感謝です〜。
ミズバショウ
リュウキンカ
ショウジョウバカマ
?
時期が少し早くて、お花の種類は少なかったんですけど、
ミズバショウがたくさん咲いていてくれて
お天気にも恵まれて感動〜〜の時間を過ごせました。
親孝行もできたしね。
オットちゃんは、若い山ガールにたくさん会えて ご挨拶してもらって
それが 嬉しかったみたいね〜
もっと自宅から近かったら、何回でも行っちゃいそう〜
ぜひぜひ、また行きたいと思います。